[書評]悪い習慣が身に付いていませんか?捨てるべき習慣は早く捨てましょう。

啓発・ビジネス

内容説明

悪い習慣を捨てて前向きに生きる

大切なものだけを残す生き方にシフトする。

言い訳、タイムマネジメント、人脈づくり、自己啓発書、「私はがんばってます」アピール、完璧主義、嫉妬、自社基準の評価……。

あなたには「捨てたほうがいいかも……」と思う習慣はいくつあるでしょうか。

時間と経験が積み重なると、自分でも気づかないうちに、行動や思考が習慣化していきます。自分が本当は何を欲しがっていて、何がやりたいのかがわからないまま、情報や他人の意見に流されがちになります。

本書では、人生に「悪い影響」をもたらす40の習慣について、「捨て方」と「捨てて得られるもの」を具体的に伝えます。

捨てたいと思うものを1つずつ捨てていくことで、あなたの人生は、少しずつ前向きな方向に変わります。

著者について

コンサルティング、講演、書籍など

午堂登紀雄(ごどう ときお)

1971年岡山県生まれ。中央大学経済学部卒。米国公認会計士。大学卒業後、東京都内の会計事務所にて企業の税務・会計支援業務に従事。

大手流通企業のマーケティング部門を経て、世界的な戦略系経営コンサルティングファームであるアーサー・D・リトルで経営コンサルタントとして活躍。

2006年、株式会社プレミアム・インベストメント&パートナーズを設立。

現在は不動産投資コンサルティングを手がけるかたわら、資産運用やビジネススキルに関するセミナー、講演で活躍。

BOOK著者紹介情報

メモと学び

自分で限界を決めない

「頑張っている」「努力している」とは、他人を評価するときに使う言葉であり、自分を評価して他人に主張する言葉ではない。

生きていれば、報われない時もある。頑張っているのに、努力しているのに結果が現れないと、どうしても不安になり、誰かに共感を求めたくなる。

けれど、頑張っているかどうか、努力しているかどうかは、自分のものさしだけでは分からない。他人から見れば、努力しているように見えなかったり、本当に頑張っているのかと、疑われたりする。

自分で勝手に限界を決めているだけかもしれない。たいして苦労もせず、すぐに結果が表れないことに不満を抱き、自分と向き合えていない。

頑張っているか、努力しているかは自分で決めることではない。周りが自分を見て、どのように思われるかで、自分の評価が分かる。

頑張っていれば必ず誰かが認めてくれるし、褒めてくれる。自分で限界を決めず、継続することを意識して、努力を積み重ねる。

文句や悪口は何も生まない

文句や陰口を言っても、居心地が悪くなるのは結局自分。相手も相手でこちらに何かしてくれるわけでもなく、何も生まれない。

自分に合わない人は必ず存在する。苦手な人、嫌いな人、関わりにくい人。しかし、合わないからと言って、突き放すような行為をして損をするのは結局自分である。

関係性を保たなければいけない場合、合わない人でもうまく人間関係を構築しなければならない。いくら合わなくても、文句や陰口は言ってはいけない。そこから生産されるメリットは、何もない。

相手は変えられない。自分が何か工夫することで、乗り越えるしかない。人間関係を構築する中で大切なことは、距離感を意識すること。

他人との距離感を保てば、多少合わない人でもうまく関係性を築くことが可能。人間関係を意識することは、自分を守ることにも繋がる。

不満を言わずにできることをやる

成功する人が不平不満を言わないのは、生産性が無いことを知っているから。不平不満を言ったところで何も変わらない。それより、その感情を自分自身の能力で修正する。自分が変われること、出来ることを探す。

成功する人は、とにかく時間を無駄にしない。多くの成功者は、有限な時間を効率的に活用する。不平不満を言う時間は、無駄な時間であり、捨てるべき時間。

不平不満を言うことで、ストレス発散ができるかもしれないが、結局は何も生まれない。その時間で、不満を受け入れた上で何か行動を起こせる人は、上手くいく。その人は、事実と向き合い、どのようなプロセスに変化させていくかを考えている。

どうしても人間は自分を守りたい生き物である。他人にベクトルが向いてしまうことも多々ある。それでもすぐに切り替え、自分と向き合えるようになれば、少しづつ変化が表れる。常に自分が変化し続けることに焦点を当てることが大切。

結果を出す人は行動する

結果を出す人は、愚痴を聞いてもらう必要がない。なぜなら、自分の思い通りにならない時も、どうすればいいかを考え実行しているから。

結果を出す人は、常に前を向く。うまくいかない事があれば、その理由を考え修正し、今後の糧にする。したがって、そこで立ち止まり、愚痴や不満を言う事で自分を落ち着かせる必要がない。

うまくいかない時に重要なことは、そこに焦点を当てることではなく、今後のためにどのように活かすか、に焦点を当てること。過去の事実は変わらないが、今後の振る舞いによっては、その事実を活かせる可能性がある。

壁にぶつかるたびに修正する。うまくいかない時ほど、自分と向き合う。そうして積み重ねられたプロセスが自分の武器となり、成功に繋がる。だから、愚痴を言う暇があるなら、修正するための行動に移す。

孤独になる時間も必要

孤独や孤立は目的達成の原動力になる。一人で考える時間が必要。
人生は短いから、他人とつるんでいる暇などない。友達は少ない方がいい。

自分の目標を達成するためには、時に孤独になる時間が必要かもしれない。友達や支えてくれる人は紛れもなく大切な存在。しかし、みんながみんな自分にとって好都合な人とは限らない。

友達だからという理由で、他人に時間を奪われ、自分がやりたいことをできない。友達の誘いを断りにくく、行きたくもない場所に行くことになった。

確認すべきは、自分の目標達成のために必要な時間なのか、ということ。他人の時間、他人の人生を生きるくらいなら、友達をやめてしまった方が自分のためになる。

休養やリフレッシュの交流と、無理やりや嫌々の交流は訳が違う。自分にとって都合の良くない人間関係、時間の使い方には気を付けよう。

感想

習慣が、自分の人生をつくる

全体的に参考にしたいと思える内容が多かった。捨てるべき習慣とされているが、自分の行動や習慣を変えるための考え方やヒントなどを学ぶことができる。

第一に、悪い習慣を捨ててどうしたいのかを考える必要があると感じた。習慣を変えたいのか、お金を稼ぎたいのか、幸せになりたいのか、それとも他に何かあるのか。

目的や目標は人それぞれ違うが、共通して言えることは、自分と向き合い、自分を理解した上で努力していくことが大切ということ。

人それぞれ考え方や価値観は異なるし、人それぞれの正解、適性がある。つまり、著者の言うことがすべて正解でもないし、正論でもない。

ただ、自分に似ている考えや、自分にとって参考になるような考え方は、取り入れるべき。何かを成し遂げている人の考えを参考にすることで、少なからず自分と比較し、意識の変化を起こすことができるだろう。

何か成し遂げたいことがあって、そのために努力をする。努力の方法もいろいろあって、どのやり方が自分に適しているのか、効率的に成長できるのかを考え、実践する。そうして、自分の型を持ち、自分なりのスタイルを身につけていく。

自分のスタイルを確立するために、この本はヒントを与えてくれる。自分の習慣は、自分の人生を形成している。習慣を少し変えるだけで、人生が大きく変わるかもしれない。悪い習慣が、自分の可能性を潰しているかもしれない。

自分の習慣を見つめ直す良い機会になった。ここで得た気づきを今後の人生に落とし込む。そうすれば、また新しい自分に出会える。

オススメ層

習慣を変えたい人など…

悪い習慣、捨てるべき習慣について著者の考えが述べられています。自分を見つめ直し、習慣を改めるきっかけを得られるかもしれません。

  • 習慣を改めたい人
  • 生活習慣が乱れがちな人
  • 自分を変えたい人
  • 新しい変化を求める人
  • 時間を有効活用したい人
  • 疲労が溜まっている人

などにオススメです。ひとつでもふたつでも習慣を改めることで、自分の人生に変化を加えることが可能です。変化を求める人には何か参考になる内容があると思います。

終わりに

当たり前を疑うことが大切

いかがでしたか。捨てるべき習慣、悪い習慣は誰にでもあると思います。

あくまでも、本は著者の主観です。同じ事象に対して、正反対の意見が出ることもあるでしょう。自分に適しているのか、自分に必要なのか、などを自分で判断することが大切です。

本もそうですが、世の中に出回る情報に対して、疑いの目を持つことは重要だと思います。

その情報は正確なのか、本当の情報なのか、情報源はどこなのか、信頼できるのか、などを知る必要があります。詐欺や悪質な事件が起こる現代ですから、疑いの目を持たないと何か騙される可能性も考えられます。

誰かが助けてくれるような甘い世界でもないですし、誰かが教えてくれるほど優しい世界ではないです。自分で勉強し、自分で知恵を身につけ、自分で自分を守らなければいけません。

そのためには、日常の当たり前を疑い、常に物事の本質を捉え、自分という人間を確立させることが必要です。

変化し続ける人間ではありますが、人間の変化をもたらすのは習慣であり、思考であります。

何かを変えるためには、習慣を変えることが求められます。当たり前を最高レベルで突き詰めていきたいと感じます。

以上になります。最後までお読みいただきありがとうございました。